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アメリカで子供のバースデーパーティーを開こう! プレイグラウンドで開催した我が家の事例をご紹介

長女6歳、ついに自分もお友達を呼んでバースデーパーティーを開きたいと言い出しました。
最近いろんなお友達のパーティーにお呼ばれしていたので、覚悟はしていましたが

ついに来たか…!!

過去に参加したパーティーを参考に開催した時のことをご紹介しますので
次に続く誰かの助けになれば幸いです。

*長女の誕生日遍歴*
0〜2歳→ 誕生日を理解していないので家族のみでひっそりと
3歳→ 一時帰国中のため家族でお祝い
4歳→ 友達のお誕生会にちらほら呼ばれ始めていたが、なんとなく家族だけで祝うことに成功
5歳→ 庭にバウンシーハウスを2日間レンタルして、近所の子に声かけてその場のノリでお祝い
6歳→ 初めてお友達を招待してプレイグラウンドでパーティー開催!!

この記事の内容

子供の希望を確認!

まずは主役の意向をざっくり確認しましょう。
誰を呼びたいのか、どこでやりたいのか本人なりに考えているかもしれません。

我が家の長女の場合、場所のこだわりはありませんでしたが
10人くらいのお友達に声をかけたいということだったので
家ではなくてどこか遊び場を予約しようということになりました。
子供10人+親10〜15人を家でホストするのは初心者にはなかなかしんどいと思います。

会場を予約

次は会場を決めて予約します。
アメリカでは次のような場所でやることが多い印象です。

・自宅(ホームパーティー)
・プレイグラウンド
・子供用ゲームセンター
・テーマパーク
・プール
・習い事のスタジオやアトリエ、ジムなど
・博物館、美術館など

今回は、娘が過去に何度か行ったことのあるインドアプレイグラウンドに決めました。
子供の遊び場には大体バースデーパーティー用のパッケージプランがあるので
Webサイトで内容を確認して予約します。

招待するお友達の家からアクセスしやすくて、
会場の雰囲気が事前に分かっている場所が安心です。

招待状を配る

会場が決まったら、具体的に声をかけたいお友達を決めて招待状を作ります。
「学校で招待状を配るなら全員を誘う」ルールが存在している学校もあるので
事前に確認したほうがいいかもしれません。

幸い(?)長女の場合は夏休み中だったのであまりその辺は気にせず
特別仲良くしている学校のお友達と近所の子たち合わせて10人程度に絞りました。

パパ/ママの連絡先を知っているお友達にはOnline Invitationで、
連絡先が分からないお友達には手書きのカードを書いて
パーティーの約1ヶ月前に配りました。

Online Invitation

最近よくOnline Invitationをもらうので、
私も無料で使えるサイト(punchbowl)で作ってみました。
こんな感じの可愛い招待状がオンラインで簡単に作れて、
SMS(テキスト)やメールで相手に送れて、
さらに相手もそのリンクから出欠連絡をすることができるんです!
便利ですよね〜

*punchbowlより

日時、場所、ホストの連絡先などの基本情報はもちろん
他にもオプションが設定できて、「他の招待客がお互い見えるようにする」や
「回答期限にリマインダーを送る」など色々便利な機能がありました。
パーティーが終わったら招待状のリンク先で写真の共有もできます。

punchbowlの他にもeviteなど無料で使えるサイトは色々あるので、
“Online Invitations Free” で検索してみてください。

手書きの招待状

親の連絡先が分からない子は数人だけだったので、残りは手書きでささっと作りました。
Doller Tree($1ショップ)のカードコーナーにInvitation用のセットがあったのでそれを購入。
日付や場所などの必要な項目が箇条書きに書き込めるようになっていて便利です。
Targetや近所のスーパーにも似たようなのがありましたが
$5くらいだったのでDoller Treeで十分ですね。

招待状に書く内容

必ず書くこと
・子供の名前
・パーティーの日時
・場所
・主催者の名前と連絡先
 →「RSVP」と書くと「出欠のお返事をください」という意味になります。
・アレルギーや宗教上食べられないものの確認(今回忘れて後悔しました)

必要に応じて書くこと
・兄弟が来てもOKな場合は【Siblings welcome
・プレゼントを辞退したい場合は【No gift please
・ドレスコード
・子供の好きなものやおもちゃなど、ギフトのヒントになる情報

誕生日当日とパーティーの日付が異なる場合、
招待状には誕生日の日付は書かない方が混乱を招かず済みます。

招待状の例文(英語)

Online Invitationは必要事項を入力するだけで綺麗にレイアウトしてくれるので
私が書いたのは下のメッセージの部分だけです。
招待状を受け取った人は、参加か不参加かワンクリックで返事ができるようになっています。
今回の会場は靴下と、Waiver(注意事項が書かれた書類)の記入が必要だったので
そのことについても触れています。

★★’s 6th BIRTHDAY PARTY
Saturday, July 1, 2023
1:00-3:00pm
■■ PLAYGROUND
1111 abc street, xyz town, CA 12345

Hosted by Comachi
(111) 222-3333

Message from the Host
★★ would love to celebrate her 6th birthday with her dearest friends!
Please join us if you can.
Children must wear socks in the play area.
A waiver must be filled out for each child by a parent.
Please fill out the form online in advance or you can also do it onsite.
*WAIVER* (リンク)
We are looking forward to seeing you there!

==ざっくり訳==
★★は6歳の誕生日を仲良しのお友達とお祝いしたいです!
もしよければぜひ来てください。
子供たちは遊び場で靴下を履く必要があります。
子供たち一人ひとりに対してwaiverの記入が必要です。
事前にオンラインで記入していただくか、当日会場でもできます。
*WAIVER*
当日お会いできることを楽しみにしています!

過去にいただいた招待状の文を参考にしましたが
英語についてはネイティブではないので
あくまでもご参考まで…

パーティープランを決める

会場のwebサイトでパッケージプランを確認

パーティー用のパッケージプランがいくつかある場合、内容と費用を確認して希望のプランを決めます。
子供の人数や食事の内容、お土産の有無などで料金が変わってきます。

我が家は$450のプランで、以下の内容が含まれていました。
予約の時に$200を支払って残りは当日の清算です。
最終的な合計金額は最後の方に記載しています。

  • 子供10人、大人20人までの入場料 (子供$35、大人$10で追加可能)
  • 個室のパーティースペース2時間、プレイエリア時間制限なし
  • 子供用チーズピザとジュース
  • 大人用飲み物(ソーダやレモネードなど)
  • ピッチャーのお水
  • 紙皿、紙コップ、紙ナプキン
  • 子供のおみやげ(ボール)人数分

オプションで追加したもの

  • ナチョス2種類(Loaded & Chili Cheese$75
  • Tazoアイスティー $15
  • コーヒー $20

子供たちが遊んでいる間に大人がつまめるものを追加で用意しました。
午後1時からの開催だったので、がっつりしたランチ系は頼まず
チップスと、カップケーキのお供にコーヒーとお茶を注文しました。
子供のピザもたくさん余ったので多いくらいでした。

持参したもの

  • カップケーキ→ 近所のスーパーで予約 $25
    ホールケーキは見栄えはいいのですが取り分けるのが大変なので、
    今回はカップケーキにしました。
    普通のアメリカのスーパーに売っているカラフルなものです。
    クリームとスプリンクルの色やトッパーを色々とカスタマイズして
    1週間前くらいに直接スーパーのベーカリーコーナーで注文しました。
    トッパーはお花の形で指輪にもなる可愛いものがあったのでそれをお願いしました。
    大人はこれまでの経験上食べる人が少ないので、子供用とは別に
    一口サイズの市販のものを購入しました。
  • ケーキスタンド→ Amazon $8
    カップケーキをタワーのように並べるためのスタンドです。
    会場では用意がなかったので、厚紙でできている組み立て式のものを持参しました。
    ケーキのクリームでかなり汚れたので、会場でそのまま処分してもらいました。
  • ケーキ用キャンドル→ Dollar tree $3
    歌を歌ってふぅ〜っとやるためには必要ですよね。
  • 風船→ Dollar tree $15
    パッケージに含まれていなかったので、ヘリウムガスの入った風船を
    子供の人数+5個くらい用意しました。
    帰りにおみやげと一緒に持って帰ってもらいます。
    会場が華やかになるし、子供たちが喜ぶのでおすすめです。
    うっかり手を離して飛ばしてしまう子が必ずいるので多めに用意しておくと安心です。
  • お土産(Goodie bags)→ Amazonと日本の100均アイテム $30
    会場のパッケージに一人1個ボールがついてくるのですが、
    物足りないので気持ちばかり小さな紙袋に入れて準備しました。
    中身はAmazonで売っていた動物のLEGOもどきと、
    直近の一時帰国で大量に持ち帰ったおもちゃ入りバスボール(100均)です。

パーティー当日の様子

パーティー会場にて

少し早めに会場に行って風船やケーキをセッティング。
当日の担当者と、荷物の置き場所や食べ物を出すタイミング、注意事項などを確認します。
お友達が到着したらプレゼントを受け取って、子供たちはみんなが揃うまで遊び場で遊んでてもらいます。

全員が到着して食べ物が出てくる時間になったら、会場のアナウンスで子供たちを
テーブルに呼んでもらうのですが、まぁ〜騒がしくて聞こえないのでぐるっと遊び場を回って声をかけます。
みんな席に着いたら歌を歌ってランチを食べ、食事が大体済んだらケーキを食べてまた遊びます。
みんなが遊んでいる間に、いただいたプレゼントや残ったケーキを軽くまとめて
すぐに撤収できるようにしておきます。

今回貸切のパーティースペースは2時間制限だったので、終了15分前にはみんなに声をかけて
おみやげ(Goodie bag)と風船を渡し、来てくれたお礼を伝えました。
プレイグラウンドは時間無制限だったので、娘も+1時間遊んで帰宅しました。
2時間で帰る子もいれば、お店が閉まるまで遊ぶ子もいてさまざまです。
主催者だからといって最後の一人が帰るまで待つ必要はないので気楽な感じです。

自宅でプレゼント開封

外部の会場でパーティーをする場合、プレゼントは家に持ち帰って開封することが多いです。
(時間制限があったり、開封する時に大量のゴミが出たりするため)

プレゼントを開封する際には次の事に気をつけました。

  • おもちゃは返品できることを先に伝えておく
    同じおもちゃをもらったり、あまり好みでないものがあった場合は
    返品して他のおもちゃと交換できることを開封する前に伝えておきます。
    (うっかり伝え忘れると袋や箱をビリビリに破かれるので注意!)
    アメリカはレシートがあれば大抵のものは返品できて、
    プレゼントの場合も値段の書かれていないギフトレシートと
    一緒にいただくことが多いので、同様に返品や交換ができます。
  • 誰から何をもらったか分かるように開封動画を撮っておく。
    最初は写真で記録しようと思いましたが、たくさんのプレゼントにテンションが上がって
    いちいち写真どころではなかったので動画に切り替えました。笑
    「それは誰からもらったの?よかったねー!カードも見せて〜」と会話をしながら
    さりげなくもらったプレゼントとカードを撮って後で見返した時に分かるようにしました。
    思い出にもなるし、やってよかったです。
  • カードはギフトレシートと一緒に封筒に戻してすぐに回収
    ギフトレシートには商品名まで書いていないことが多いので、
    混ざって訳が分からなくなる前に親が回収します。笑

今回のギフトはどれも娘の好みの物ばかりで一つも被らなかったので
ありがたく全てそのままいただきました。

参加者へのお礼の連絡

参加してくれたお友達の親御さんには当日中にお礼の連絡をします。
当日はバタバタしてゆっくり英語のメッセージを作る余裕はないと思ったので
事前にスマホに下書き保存しておきました。
基本形だけ考えておいて、あとは一言それぞれ相手に合わせたメッセージを送りました。

お礼メッセージの例文(英語)

Thank you for celebrating ★★’s birthday with us today.
And also for the thoughtful gifts! She really had the best time.

==ざっくり訳==
今日は娘の誕生日を一緒に祝ってくれてありがとうございました。
心のこもったプレゼントもありがとう!娘は最高の時間を過ごしました。

みんな色々と頭を悩ませて選んでくれたプレゼントだと思うので、
個別にこんな事を付け加えたりしました。
・She has wanted this toy for a really long time.
 (娘がずっと欲しがってたものです)
・She said she would bring this cute towel to her swimming lesson tomorrow.
 (この可愛いタオルを早速明日のスイミングクラスに持って行くと言っていました)

お礼メールへの返信に、パーティーの写真をたくさん送ってくれた
ママがいて本当に嬉しかったです。
忙しくて全然自分で写真を撮る余裕がなかったので、
次に誰かの会に参加したら同じようにしたいと思いました。

反省点

参加者のアレルギーや、宗教上食べられないものを確認しておけば良かった。

インド人ファミリーの一人が、ベジタリアンであることが当日分かりました。
チリナチョスはNGでしたが、幸いチーズピザとプレーンのナチョスはOKだったので
大事にはなりませんでしたがドキッとしました。
招待状の返信に書いてもらうようにすれば良かったと反省しました。

かかった費用

トータルでかかった費用は…… $810 でした!

  • パーティー会場に支払った費用 $730
    (パッケージプラン$450、子供2名追加$70、オプションのフード代$110、チップ$90、Tax$10)
  • ケーキなど持参したもの $80

想定していたとはいえ、思ったより高額で腰を抜かしそうでした。
自宅で開催した方がコストは抑えられると思いますが、
飾り付けや食べ物、アクティビティなどの準備がかなり
大変なのでその手間代だと思う事にします。

終わりに

会場を選んで招待状を出して…と自分の結婚式の準備をしていた頃を思い出しました。
なかなか手間と費用がかかりましたが、娘が喜んでくれて本当によかったです。
大好きなお友達が自分のために集まってお祝いしてくれたという経験は
みんなの愛を感じられる貴重な時間になったと思います。

いつ本帰国になるか分からないので、アメリカ生活のいい思い出になりました。

これからアメリカでパーティーを開こうとしている方の参考になれば嬉しいです!

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この記事を書いた人

駐妻生活5年目、5歳差姉妹の母。
長女は日本生まれのアメリカ育ち、次女はアメリカ生まれ。
甘いもの大好き。サンド伊達のカロリーゼロ理論を信じています。
アメリカで生活する中で得た情報を紹介していきます。

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