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Facebookマーケットプレイスで詐欺に遭いかけた!? 安全に利用するための6つのポイント

Facebook Marketplaceを使ったことはありますか?
日本のジモティのようなもので、Facebookのアカウントさえあれば地元の人たちと
いろいろな物を売ったり買ったりすることができるとても便利なサービスです。
(配送もできます)

私は絶賛断捨離中なので、主に売ることが多いのですが
実際に20回以上取引をしてみて安全に利用するためにはいくつか気をつける
ポイントがあると感じたので、ここで皆さんにシェアしたいと思います。

これから使ってみようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

この記事の内容

Facebook Marketplaceを安全に利用する6つのポイント

1. 個人情報を保護する

まず使い始める前に、自分のプロフィール設定を確認しましょう。
知らない人とのやりとりになるわけですから、不要な個人情報は与えないことが大切です。
友達以外に個人情報を公開しない設定にしておきます。

日本のメルカリではよく見かけますが、例えばおもちゃを出品する際も
「娘が◯歳の時に使っていました」というような事は書かない方が無難です。
(おもちゃを出品している時点で子供がいることはばれますが…)

2. 商品の状態は明確に書く

トラブルを避けるために、出品する商品の状態は丁寧に書いておきます。
汚れや気になる部分は写真を載せておくと分かりやすいです。
出品の際に以下の4段階で状態を選ぶことができます。

New
新品
新品で、着用・使用されたことがなく、傷がないアイテム。元のパッケージに入っているのが理想(元のパッケージがビニール袋の場合やアイテムが手作りの場合は除く)。
Used (like new)
中古(新品同様)
状態は良いが、以前に着用・使用されている。使用感・擦れや欠損なし。
Used (good)
中古(良い状態)
わずかな摩耗がある。正常に機能し、使用できる。
Used (fair)
中古(中程度)
いくつかの摩耗や裂け目、またはわずかな欠損がある。目的通りに利用できる。ペットや喫煙者のいる家庭で使用されたものも含む(例: 動物の毛、汚れ、臭いが付着している可能性のあるもの)。
Facebook Marketplace ヘルプセンターより引用

日本のメルカリよりは甘めに設定している人が多い気がしますが、
私はトラブル回避のために新品以外はgoodやfairにすることが多いです。

念のため、引き渡しの時も状態を確認してもらいましょう。
自分が購入側になる時も同じです。

私はいつも代金を受け取る前に
Would you like to check the condition?
と聞いています。

3. 信頼できる相手を選ぶ

出品した商品に対して問い合わせ(チャット)が届いたら
まずは「購入者の詳細」というボタンをクリックして相手の
Marketplace上の活動をチェックします。

その人がこれまでにMarketplaceを何度か使っていれば
取り引きをした相手からの評価が確認できます。
これでレビューが何件かあって評価の高い人は
取引して良さそうだと私は判断します。

次に相手のプロフィールを確認します。
以下のような人は要注意なので避けた方がいいです。

  • Facebookに最近登録したばかり
  • 写真がない
  • 住所が外国 or 明らかに近所ではない
  • 友達がいない
  • 投稿がない

4. Facebookチャット以外の連絡手段は使わない

やり取りは全てFacebookのチャットで済ませるようにします。
電話番号やメールアドレスは教える必要はありません。

「Facebookは普段あまり見ないからこの番号にtextして!xxx-yyy-zzzz」といったように
別の手段で連絡しようとする人がいますが、大体詐欺です。
(中には詐欺ではない人もいるかもしれませんが、こちらの安全が最優先です。)

他にもクーポンを送ってきたり、URLを送ってきたり、質問ボックスのような
機能で連絡してきたりする場合も詐欺の可能性が高いので、相手にしないようにしましょう。

5. 受け渡しの際は安全な場所で会う

明るい時間帯に公共の場で会う約束をします。
おすすめはお住まいの地域の警察署です。

“Internet purchase exchange location” や “Safe exchange zone” のように
呼び方はいろいろですが、オンラインで商品の売買をする時に
買い手と売り手が安全な環境で会って取引を行うための場所があります。

警察署だけでなく公共の場所に設置されていることもありますが、
周りの監視や警察の存在がトラブルを防ぐ一助となります。
駐車場や屋内にこのようなサインが立てられていることが多いです。


【Internet purchase exchange location + 地域の名前】で検索してみてください。

私の最寄りの警察署では、エントランスの目の前の駐車場に2台分の
スペースが確保されていて、防犯カメラも24時間作動しています。

サインが目印になるので待ち合わせ場所としても分かりやすいですし
やましいことがある人はそもそも警察署に来ないので安心して利用できます。

受け渡しの時間と場所が決まったら家族や友達などに共有してから出かけます。

家具などの取引で、やむをえず相手を家に呼ぶ or 自分が行く必要がある時は
誰か他の大人(できれば成人男性)と一緒に対応しましょう。

配送もできるようになっていますが
日本のメルカリのように匿名配送はできないので
自分の住所を晒さないために使わない方が安心かと思います。

6. ZelleやVenmoなどの決済システムを使う

取引の記録が残るので、特に高額商品の場合はできるだけ現金よりも
ZelleやVenmoのような決済システムでやり取りしましょう。

ZelleはQRコードをシェアするモードでコードをタップすると
ブライバシーを隠した状態で表示させることができるので便利です。

決済システムを使うために、ソーシャルセキュリティー番号や
キャッシュカードの下4桁が必要だとか、電話番号を教えてくれと
たまに言ってくる人がいますが、そんな訳はないので
絶対に教えてはいけません。

【体験談】Zelleを使った詐欺に遭いかけた話

$150の家具に興味をもって連絡してきた女性がいました。
なかなか売れなかったものなので、少しウキウキしてメッセージを開きました。

その人はMarketplaceで他の売買をしていなかったのか評価がありませんでしたが、
プロフィールを見るとこのような感じで「まぁ大丈夫そうかな?」と思いやり取りを開始しました。

・Facebookには5年以上前から登録していた
・顔写真があり50代くらいの女性
・本人による投稿もあってFacebookを日頃から使っている様子
・友達の数は少ないものの同じラストネームの人が何人かいたので多分家族

少し気になったのはドイツ在住となっていた点です。
でもアメリカは移民が多いし単純にプロフィールの変更をしていないだけかも?と思い、
念の為チャットで確認したところ現在はアメリカにいるとの事でした。

その後も商品の状態を確認してきたり興味のある様子で会う曜日を決めたところで
決済の話になりました。

ここで「ん?」

引き渡しの詳細な時間や場所を調整していないのに、
先にZelleで支払ってもいい?
とやたら代金を先に払いたがっていたんです。

でも自分が損するわけではないし、まぁいいかな?と思い
個人情報を伏せたモードでZelleのQRコードを送りました。

相手(AIイメージ)

私はビジネスアカウントだからQRコードでは送金できない。
メールアドレスを教えて。

わたし

ビジネスアカウントなんてそんなのあるの?
まあフリーのメールアドレスだしいっか

その時わたしはZelleをあまり使ったことがなくて自分が知らないだけだと思い
メールアドレスを教えたらこんなメールが届きました。

【ざっくり訳】
あなたはビジネスアカウントではないので取引にリミットがあります。
今お金を送ってきた人にもう$350追加してもらって、合計$500になったら
ビジネスアカウントに拡大され取引を行うことができます。
このプロセスが完了するまでは返金やキャンセルはできません。

わたし(心の声)

えーっこんなことある?
とりあえずスクショして相手に送ろっと。

相手(AIイメージ)

ああ、これね。知ってるわ。
追加で$350送るから後で返金してくれればそれでいいわよ。
あなたのこと信用していいかしら?

わたし

えっ、、もちろんわたしを信用してくれていいですけど
でもあなたにリスクを負わせたくないので他の方法を試しませんか?

相手(AIイメージ)

大丈夫よ。前にも何度かやったことあるし、
Zelleを通しての取引だし信用できるわ。

わたし(心の声)

んーなんかおかしい。
メールの[Pending]もクリックできないし、アプリに通知もない。
メールの本文も横にギュッとなっててちょっと変な気がする…
何度かやったことあるのならどうしてMarketplaceの評価がないの?

その時は外出中で運転しないといけなかったので、また考えて後で連絡すると伝えたところ

相手(AIイメージ)

運転している間に送金しておくから
後で返金してくれればいいわよ。

わたし(心の声)

いやいや、どんだけお金払いたいんだよこの人。
どう考えてもおかしい。さっきのメールも怪しい。
本当にZelleからのメールなのかな?

念のためさっき届いたメールの差出人を確認してみると…..

はい、黒ーー!! ZelleがGmailからメールなんてありえない!!

わたし

No thank you! Bye.

からのブロック!


ずっと違和感があったのにどうしてもっと早く気づけなかったんだろう…と
悔やまれますが、被害がなかったので良しとします。

もしこのままやり取りを続けていたら、
支払われてもいない$350を返金した瞬間に相手が消えていたことでしょう。

今考えるとアホだなぁと思うのですが、でも結構巧妙だと思いませんか?

今回騙されそうになったポイントを振り返ってみました。

・しばらく売れていなかった高額商品の取引でテンションが上がっていた
・相手のプロフィールが本当に存在していそうな個人のものに見えた
・相手が本当に商品に興味がありそうな様子だった
・Zelleでの取引なら安心という思い込みがあった
・あたかも自分が相手にリスクを負わせているような気持ちにさせられた

少しでもおかしいと思ったら取引をやめてブロック!これに尽きます。

ちなみにその後、別の人が同じ手口で騙そうとしてきました。同じ$150の家具で!笑

あの家具、早く売れないかなぁ〜

おわりに

Facebookマーケットプレイスをより安全に楽しむための6つのポイントをご紹介しました。
詐欺や怪しい人もいますが、安全に気をつけて利用すればとても便利なので
怖がりすぎず、でも気を緩めず使ってみてください!

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この記事を書いた人

駐妻生活5年目、5歳差姉妹の母。
長女は日本生まれのアメリカ育ち、次女はアメリカ生まれ。
甘いもの大好き。サンド伊達のカロリーゼロ理論を信じています。
アメリカで生活する中で得た情報を紹介していきます。

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